August 12, 2007

MEDIA

Media

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(c)tamio iwaya 2007

元々はあるアーティストのCDアルバムジャケット用に制作したグラフィックなのですが、
アーティスト側の都合によりリリース自体が見送られてしまいました。

2007年現在、iPod&iTunesの普及により、CDは音楽を再生する“盤”という役割を失いつつあり、
音楽のデータを受け渡す為の単純なパッケージとしてしか機能しなくなっているのが現状であり、
音と絵の接点であったジャケット文化が無くなっていってしまう寂しさを感じています。

もちろん私は進化してゆく通信技術や
パソコンやデジタルガジェットの類いなどハイテクな物に
目がなく普段から利用し多くの恩恵を受けていますが、
それ以上に紙や生地などアナログで物質的な物が大好きで、
身の回りのものが、今後加速的にデータ化されていってしまうことへの違和感というか、
それに対して感覚が麻痺してしまうんじゃないかといったことへの
軽い恐怖感のようなものも感じています。

そんなことを考えつつ、データを収納するメモリーカードを象徴とし、
最も普及しているSDカードの裏からみた図をグラフィック化し、液晶モニターに投影。
その画面をカメラで撮影し1/1サイズでCDジャケットに落とし込みました。
(物質的であるSDカードという媒体のデジタルデータ化です)

またかってピーターサヴィルが手がけたブルーマンデーのジャケットに対するオマージュでもあります。

なんだか非常に自慰的で意味不明で支離滅裂な長文でゴメンなさい。
あまり作った物に対して語ることがいいことだとは思わないのですが、
グラフィックというものが、考え、思想のビジュアル化という側面も持っているということを
自分で再確認したかったので、文章は苦手ながらもダラダラと記してみました。

投稿者 tamio : 14:09